最近HOTなちょっと変わった日本のお土産
日本に旅行で訪れる際に、家族や友人などからお土産を
頼まれることが多いと思います。人を喜ばせるプレゼントって
本当に難しいですね。抹茶のキットカットや漢字が書いてあるTシャツ
などは定番ですが、最近ではちょっとありきたりなお土産に
なってしまいました。今回はちょっと独特なお土産を紹介していこうと
思います。
トラベラーズノート
最近ひそかに人気なのがトラベラーズノートです。
現代人は仕事中にPCやスマートホンをずっと眺めてることが
多くなっていますが、せめてプライベートの予定ぐらいはアナログで
管理したいという人が増えているそうです。
どんな書き方をするかは自分次第なので、世界にひとつしかない
ノートをつくれます。
人生を旅に例えられることが多いですが
普通の日常をまるで旅しているかのように記録しても面白いかもしれませんね。
スピングルムーブ
現在では日本にしか存在しないバルカナイズ製法でつくられたスニーカーのブランドです
職人の手で1足ずつこだわって作られているため、
非常に繊細かつ機能的で足にやさしい作りとなっています。
また、必ず好きな一足が見つかるデザインの種類の多さも得量です。
すべてが職人の手作業で作られているため、
履きこむことによる一足一足で異なる独特のムラやシワなど味が出てきます。
バルカナイズ製法とは、スニーカーの最も基本的な作り方と言われています。
スニーカーは足の甲部分の布地であるアッパーと、靴底のゴム素材であるソールでできています。
基本的に布とゴムは全くの異素材のため、くっつけて十分な強度を出すのは大変難しいのですが、
それを可能にしたのがバルカナイゼイション技術です。
生ゴムが硫黄と熱を加えると硬化する化学変化に注目したのが技術の基礎で、
アッパーとソールを定位置にセットしたのち、その間に固まる前の生ゴムを流し込んで接着。
硫黄で満たした釜で熱と圧力をかけることでアッパーとソールを隙間なく圧着するという技術。
それが、「バルカナイズ製法」です。
繊細な職人の技と、頑丈で長年履き続けられるスニーカーなので人気が火が付きました。
日本に来たときは必ず一足買って帰るという方もいるそうです。
ガラボウソックス
現代の機械では作ることができないその太くてふぞろいな糸から作られる靴下は、
一枚一枚仕上がりの表情が異なるため、同じような表情のものを手作業で一足のペアにしていきます。
そんな一点物のような靴下がガラボウソックスなのです。
ガラ紡績機とは日本独自の紡績機で、明治6年、長野県安曇野市生まれの臥雲辰致(がうんたっち1842~1900年)
という人によって開発されました。紡績するときにガラガラ音が鳴ることからガラ紡という名前になったそうです。
ガラガラという音とともに下から上へゆっくり紡がれ、
この機械独特のムラ糸ができ上がります。現在では台数も減り、
日本に数台しかなく、また扱える人も少ない非常に貴重な紡績機です。
価格もそこまで高くはないですし、あまり荷物にもならないので
気軽に買えるおみやげとしてはかなりおススメです